-2℃で味わう純米吟醸酒「雪どけ酒」冬単衣(ふゆひとえ)を開発しているのは、埼玉県の幸手市にある、石井酒造株式会社です。特殊蓄熱技術を持つシャープx酒造メーカーのコラボで「雪がとけ、華やいでいく情景」を口中に再現しています。
純米吟醸酒「雪どけ酒」冬単衣(ふゆひとえ)の特徴
その特徴のひとつは「-2度」という温度設定。
以前、当サイトで紹介した日本酒の温度とその呼び名では、一番低い温度で「5℃」(雪冷え)という紹介をしていますが、それよりももっと低い、新しい温度帯「-2℃」(雪どけ)を温度帯にしたところです。
もうひとつは「技術(テクノロジー)」との融合。
と言っても、お酒造りではなく、保冷バッグのお話し。
シャープが液晶技術の開発研究で生み出した技術で、この特殊な専用バッグに入れておくと5℃程度の日本酒が30分で氷点下になり、およそ2時間氷温をキープ。
純米吟醸酒は、瓶のままテーブルにだしておくと冷えていたものも温度が上がり、甘ダルな感じになって、ともすれば料理の邪魔をするので、途中で「もういいや」となる可能性がありますが、2時間も氷点下にしておけるならその心配もありません。
また、専用の保冷バッグが、日本酒の着物ー単衣(ヒトエ)とそっくりで、しかも真っ白なところがまたよい。
3つ目の特徴は「夏の新酒」。
通常の日本酒は冬から早春にかけて出回るのが常識だけど、この「雪どけ酒」冬単衣(ふゆひとえ)は夏に新酒を発売します。
「ならば冷たさを一番楽しめる夏に届けよう。フレッシュな味わいの新酒なら、より飲みやすくおいしいはず。」そんな想いから夏の新酒造りを決め、至高の雪どけ体験を実現すべく、明確な三重奏が感じられる味の開発に邁進してきました。
純米吟醸酒「雪どけ酒」冬単衣(ふゆひとえ)の飲み方
氷温の純米吟醸を夏に愉しむ。
これだけでちょっとワクワクする。
MAKUAKEの紹介ページでは「飲み口の広いワイングラス」を勧めている。
もちろん、手の熱で温度があがるのを防ぐため。
それと温度変化とともに現れる独特の吟醸香を愉しむためだ。
ただし、ブランデーグラスのような大きすぎるものはご法度。
また、注ぎすぎもよくないので、あくまで適量・・・10分以内に飲み切る量を入れておくとよい。
氷温・・・一口目
この時は、甘味も香りももちろんあまり感じない。
小量のお酒を口に含み、きりっと冷えた舌感触と、キュッと飲んだ後の吐く息を鼻孔に通し、後香をたのしむ。
氷温・・・二口目
次はわずかな時間、口中にとどめてみよう。
そして、わずかに香りと甘味が広がるのを待つ。
ちょっと、つまみを・・・
マゴチの刺身。
アナゴの塩焼き。
スズキの洗い。
あるいは東京湾ならマダコ・・・ゆでてスライスしたものにスダチをキュっと絞ったもの。
「雪どけ酒」冬単衣(ふゆひとえ)もグラスの中であたたまり、雪冷え(ゆきひえ) 5℃、花冷え(はなひえ) 10℃へと。
このくらいになってくると、香りも立ってくるし、本来の甘味・うまみも十分にでてきます。
その香りと味の変化を楽しみながら・・・
「雪どけ酒」冬単衣(ふゆひとえ)の購入は?
購入できるのは、「実行者のアイディアに賛同してくれる支援者を募集するプラットフォーム」Makuakeの専用サイトから。
https://www.makuake.com/project/fuyuhitoe/
↑ 専用サイト
限定30名の31000円コース => 完売
限定200名の11000円コース => 完売
限定400名の5600円コース => 完売
そして、今残っているのは・・・ ?
>> 善は急げですね。
※ この投稿では、https://www.makuake.com/project/fuyuhitoe/ のサイトの写真を一部転用させていただいております。