利酒師の資格試験、費用と難易度・・こんなに酔っぱらう試験なんてあり?

唎酒師呼称資格認定証

唎酒師呼称資格認定証

利酒師(唎酒師)は、日本酒の取扱資格や、趣味の資格で結構有名です。

ここでは、その資格試験、費用と難易度、そして裏情報についてお知らせいたします。

利酒師(唎酒師)の資格とは

試験の実施期間は、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI

利酒師(唎酒師)とか、ソムリエとかっていうと、つい、お酒を飲んで銘柄を充てる人だと思われがち。

実は、そうではなくて、季節や料理、お客様のご要望、目的、好みなどに合わせて、ぴったりの日本酒を提案するのがお仕事だったりします。

日本酒全般の知識(原料、製造方法、ラベル、歴史)を身につけ、きちんとしたテイスティングを行い、サービスするという一貫した仕事を支えています。

なので、利酒師(唎酒師)さんのいる店にいったら、それぞれの日本酒について、香りや味わいなどを是非聞いてみてください。

飲み手の好みやご要望を察知し、日本酒とその楽しみ方を提供出来るプロフェッショナル!
それが唎酒師です。
 SSIページより

ちなみに取得者は、飲食業の人、卸売りの人、旅館・ホテルの人・・・そして、日本酒が大好きな人

この資格を取って、けむたがられない程度にウンチクを語ると、超人気者になれる・・かも。

利酒師(唎酒師)試験の費用

通信コース:試験なし
費用:77,400円(一般) 38,700円(学生・シニア)
特徴:試験はありません。3ヶ月~1年で、全6回の添削問題提出で合格です。

認定料:25,000円 入会金19,000円 年会費15,900円(一般)

会場受講コース
費用:57,800円(一般) 38,700円(学生・シニア)
特徴:会場でまる1日受講して、約1ヶ月以内に試験を受験します。

認定料:25,000円 入会金19,000円 年会費15,900円(一般)

在宅DVD受講コース
費用:57,800円(一般) 38,700円(学生・シニア)
特徴:在宅DVD学習してから、試験を受験します。

認定料:25,000円 入会金19,000円 年会費15,900円(一般)

通学4回コース
費用:62,800円(一般) 33,900円(学生・シニア)
特徴:全10時間を2か月間4日に分けて受講、その後試験を受験します。

認定料:25,000円 入会金19,000円 年会費15,900円(一般)

2日間集中 受講&受験コース
費用:138,800円(一般) 86,500円(学生・シニア)
特徴:講習-受験、講習-受験、のパターンで合格するまで個人指導付き

合計金額で安いのは、会場受講コース か 在宅DVD受講コースです。
合計 122,700円 ・・・ 結構するね(^^;

できれば、受験する方にはこのどちらかで、是非、会場受験を楽しんでもらえればと思います。

利酒師(唎酒師)試験と難易度

試験内容

第1次試験【筆記】 40分(11:00〜11:40)
酒類をはじめ飲食全般における基礎知識が問われます。
ほとんどが選択問題なので、ある程度テキストを読んでおいて、ベースの知識があれば大丈夫です。
料理との相性やサービス方法など

第2次試験【筆記】 75分(12:30〜13:45)
日本酒に関する基礎知識が問われます。
原料、歴史、醸造、酒類など

第3次試験
【テイスティング】60分(14:00〜15:00)
2種類の日本酒をテイスティングと正常な日本酒と劣化した日本酒の品質の鑑定が問われます。
http://www.ssi-w.com/?page_id=19より

でる2種類は上記4つのうちの2種類+劣化酒
どれに当てはまるのかと、テイスティングを行い、見た目、臭い、味わいなどについて記載していきます。

第4次試験【筆記】40分(15:15〜15:55)
日本酒の季節別提案・サービス知識が問われます。

問:日本酒の燗の手法と香味特性に関して簡潔に説明せよ。
問:陶器の徳利(とっくり)の洗浄の問題点を説明せよ。
問:今は5月です日本酒のキャンペーンを行うとした何をするか説明せよ

はっきり言って、白紙の紙をわたされるので、一瞬頭も真っ白になります。
丁寧にストーリを、わかりやすい文字で記載したり、図解したりで記載していきます。

難易度

実際の試験を受験するのは、「会場受講」「在宅DVD」「4日間受講」のコースになります。
残りのコースは100%合格ですから・・・

で、受験者の約8割は合格できるような感じです。
ですから、そんなに難しい試験ではないと思います。

利酒師(唎酒師)試験、あっと驚く裏情報

上記記載の試験の順番をじっくり見てください。

3.テイスティング
4.白紙記載問題

となっています。

3.のテイスティングで、味わいをきちんと書き留めようとすると、何度も何度もテイスティングすることになります。

大体、日本酒好きが、テイスティングなんかしたら、全部飲んじゃうに決まってるじゃないですか。

で、ほろよい加減で、4.白紙記載問題を受けることになります。

周りをチラっと見ると、人によっては赤くなった状態で受験するわけです。

試験中にお酒が飲めるなんて、こういった試験しかありません。

是非、日本酒好きの皆様には、この楽しい試験を受けてみていただきたいです。

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